魔女の宅急便のサントラ「海の見える街」に込められていたメッセージ

(出典:スタジオジブリ)

誰もが知るスタジオジブリの中でも、特に大定番を飾る「魔女の宅急便」のサウンドトラックといえば松任谷由実さんの「ルージュの伝言」や「やさしさに包まれたなら」を思い浮かべる方は多いと思います。

しかし他にも一度聴いたら忘れられないサウンドが存在しています。魔女の宅急便にとってのそのサウンドといえば、「海の見える街」が当てはまるでしょう。

実は、この「海の見える街」には主人公キキに対するある想いが込められているのです。

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魔女の宅急便を代表するサウンド「海の見える街」は応援歌だった

「海の見える街」はキキに”これから新しい世界が待っている、あなたはきっと大丈夫”と囁いてくれるようなとても明るく、寂しい要素を取り除いたキキとキキの両親にとっての応援歌だったのです。

キキは題名の通り「海の見える街」に引っ越すのですが、「綺麗な場所へ行く」ことより、何よりも重要なことは「13歳という若さで親元を離れる」ということです。

そしてこの「海の見える街」が実際に登場するのは、キキが親元を離れてまず向かった貨物列車を離れ、初めて海の見える街へ降り立つシーンです。

”13歳で家を出る”という行為は私たちの生きている現実社会を中心に考えると楽しみよりも不安の要素が勝ってしまいます。

しかし魔女の宅急便を観ていると、 キキもキキの両親も何故かそれほど寂しそうではありません。キキの今後をとても楽しみにしている、といった様子がうかがえます。

ただ、キキとキキの両親がお互い全く不安を感じていないか、と言われたらそうではありません。

”これから大丈夫かな”というその不安が込みあがってきたところで流れるこの「海の見える街」が、不安を爽やかに吹き飛ばしてくれるのです。

まとめ 親元を離れるときは魔女の宅急便「海の見える街」を聴こう

(出典:スタジオジブリ)

小さな子供が「海の見える街」が流れるシーンを観ると、新しい世界へ飛び込むようなサウンドに浸って、自分までも楽しくなってきます。

しかし、大人が観るとまた違う感想が浮かび上がります。

「この子は大丈夫」「少し寂しいけれど元気でいてほしい」、そういった”応援”の気持ちが含まれている感情が生まれるのではないでしょうか。

この曲はそういった旅立ち、新しい世界へ向かうことを盛大に祝い、これからの不安を包んでくれるようなサウンドだったのです。

今後一人暮らしを始める方は是非、「海の見える街」に浸ってみてください。ふと気づけば涙が溢れているはずです。

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